片山に制裁金30万円と厳重注意、プロアマでの不適切行動 会見で謝罪

[ 2018年6月27日 17:23 ]

JGTO会見の冒頭で深々と頭を下げて謝罪する(左から)片山晋呉、佐々木孝悦常務理事、青木功会長、石川遼選手会長、野村修也理事(撮影・沢田 明徳)
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 国内男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は27日、都内で定例理事会を開き、プロアマ大会で不適切な行動をとった永久シード選手の片山晋呉(45=イーグルポイントGC)に、当日に科した制裁金30万円に加えて厳重注意処分を科したことを発表した。この処分は懲戒処分ではなく、制裁処分の一つだという。

 片山は騒動後初めて黒のスーツ姿で会見に臨み、同席した青木功会長(75)、石川遼副会長兼ジャパンゴルフツアー選手会長(26=CASIO)らとともに頭を下げた。青木会長は「ご招待者様はもちろんのこと、この大会に関わられた全ての方におわび申し上げます。制裁処分に対し、世間で様々な意見があると思う。このようなことが起きたことは残念でならない」と語った。

 5月30日に行われた日本ツアー選手権のプロアマ戦で、片山の応対でアマチュアの招待客が不愉快な思いをし、プレーを断念する事態が発生。JGTOは準則に「同伴アマチュアに不適切な対応をしたり、不快感を与えるような態度をしてはならない」と明記し、その違反を懲戒・制裁事由に定めているため、深刻な事態として委員会を設置していた。

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2018年6月27日のニュース