関東学生連盟 日大の改善報告書提出期限を7月17日に設定

[ 2018年6月27日 05:30 ]

日大アメフット部の処分について記者会見する関東学生連盟の幹部
Photo By 共同

 日大アメリカンフットボール部が関学大との定期戦で悪質な反則行為をした問題で、関東学生連盟は26日、都内で臨時理事会を開き、チーム再建案の提出期限を7月17日に設定した。

 同月31日までに関東学連の検証委員会と理事会が承認すれば、18年度シーズン終了までの公式試合の出場資格停止処分は解除となる。8月30日開幕のリーグ戦は既に日大を入れた日程が組まれており、不参加となった場合は会場費など300〜400万円の損失補てんを大学側に求める意向だ。

 また、公募を開始した日大の新監督、コーチの選考方法について懸念を表明。「望ましくない一部の理事の主導で行われた」場合などには組織改革が行われたと認めないとする文書を日大に送付したことを明かした。

 臨時総会では日大の内田正人前監督と井上奨前コーチの除名処分が賛成多数(賛成67票、棄権7票)で正式決定した。

 〇…世界大学選手権で銅メダルだった日本代表が成田空港に帰国し、日大の小田原副主将が取材に応じた。今大会は、違反タックルの宮川選手が、内田前監督からの圧力で代表辞退した舞台。「挽回の姿勢をアピールできれば、と思っていた」。小田原副主将は今後、チームに合流するが、指導体制が未定のため「不安はあります」と本音も吐露。全体練習の再開時期については「申し上げられない」とした。

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2018年6月27日のニュース