ファルコンズが6勝目 敵地シアトルでシーホークスを撃破

[ 2017年11月21日 16:01 ]

2つのTDパスを通したファルコンズのQBライアン(AP)
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 NFLは20日に第11週の残り1試合をシアトル(ワシントン州)で行い、昨季のスーパーボウルに出場したファルコンズが34―31(前半24―17)で地元のシーホークスに競り勝って6勝4敗。昨季のMVPに選出されたQBマット・ライアン(32歳)が2つのTDパスを通すなど、底力を発揮してチームを勝利に導いた。

 第2Qの開始早々にはDEタカリスト・マッキンリー(22歳)とDTコートニー・アップショー(27歳)がシーホークスのQBラッセル・ウィルソン(28歳)を押しつぶし、こぼれたボールを拾ったDEエイドリアン・クレイボーン(29歳)が10ヤードを走って(ファンブル・リカバー)エンドゾーンに突入した。

 ファルコンズが所属するNFC南地区は激戦区。8連勝中のセインツが8勝2敗で首位に立ち、7勝3敗のパンサーズが2位。ファルコンズは3位ながらまだセインツと2試合(12月7日&24日)、パンサーズと1試合(12月31日)を残しており、自力での地区優勝の可能性を残している。

 シーホークスも6勝4敗だが、ホームでは今月5日のレッドスキンズ戦(14―17)に続いて連敗。ウィルソンのホームでの勝率は歴代3位の84・1%(37勝7敗)だったが、ここに来て“ホーム・アドバンテージ”がぐらつき始めた。

 NFC西地区首位ラムズとのゲーム差は「1」のまま。12月3日にはシアトルでリーグ全体で最高勝率を収めているイーグルス(9勝1敗)と対戦するが、この地元での試合がプレーオフ進出に大きな影響を与える一戦になるだろう。

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