同大 期待のルーキー人羅「勝負どころにつなげられるプレーを」

[ 2017年9月29日 12:59 ]

開幕前日の練習を明るいムードで終えた同大。後列右から3人目が1年生SH人羅
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 ムロオ関西大学ラグビーAリーグがあす30日に開幕する。2年ぶり優勝を狙う同大は29日、関学大戦(京都市・宝が池競技場)に向けて京都府京田辺市の大学グラウンドで練習。セットプレーからの攻撃の形を確認した。

 両チームで唯一、1年生のスタメン出場となるSH人羅奎太郎は「開幕戦ということでミスが多くなる。前半は思うように行かないと思う。後半の勝負どころにつなげられるようにプレーをしたい」と、落ち着いた様子で展望を口にした。

 東海大仰星(大阪)では2年時に花園V、3年時は準優勝を経験したルーキー。高校では「速いテンポでボールを出して相手を崩す」というラグビーを求めてきたが、大学では「テンポだけでは通用しない。1回捨てるようなプレーが必要になる」と緩急を心がけている。

 チームは、関西2位、全国4強だった昨年から大幅にメンバーが入れ替わった。主力10人が卒業。そのため、地力がある昨季6位の関学大に対して「接戦になる」と、フランカー野中翔平主将は気を引き締める。カギを握るのは、1年生SH。FWとBKを動かし、チームに開幕星をもたらす。

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2017年9月29日のニュース