シンクロ 五輪へ代表候補チーム編成、選考会廃止 強化策大きく変更

[ 2017年9月29日 23:19 ]

 2020年東京五輪に向け、日本水連がシンクロナイズドスイミングの「日本代表候補チーム」を編成し、大型選手を中心とした一貫強化に乗り出すことが29日、分かった。代表選考会を廃止し、井村雅代ヘッドコーチ(HC)ら首脳陣の意向が強く反映される大幅な強化策の変更となる。主要国際大会の代表は、候補チームの中からその都度選ぶ。

 日本は7月の世界選手権で、五輪種目のデュエットとチームで銅メダル1個にとどまった。東京五輪では両種目で銀メダル以上を目標に掲げ、抜本的な改革が必要と判断。日本水連幹部は「サッカーなど球技に近い選考になる」と語った。

 代表候補は世界で戦えるスケールや、リフトなど特殊能力を持つことなどを要件とし、井村HCが日本水連に推薦。必要に応じて入れ替える。10月から活動を始める代表候補にはエースの乾友紀子(井村シンクロク)ら12人が指定された。

続きを表示

2017年9月29日のニュース