内村航平7連覇へ厳しい闘い覚悟も「新しい自分を見せていきたい」

[ 2017年9月19日 20:18 ]

世界体操での意気込みを語る内村航平
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 体操・世界選手権(10月2日開幕、カナダ・モントリオール)の男子個人総合で前人未到の7連覇が懸かる内村航平(28=リンガーハット)ら日本代表が19日、都内で会見に出席した。

 昨年のリオデジャネイロ五輪で歴史に残る0・099点差の死闘を演じたオレグ・ベルニャエフ(23=ウクライナ)について問われた内村は、「彼はリオと変わらないレベルを維持している反面、僕はそこまで維持できていない。それを考えると彼の方が上に行くんじゃないかと思う」と現時点での冷静な見立てを口にした。

 ただ、個人総合での無敵進撃を続ける中、これまでも特定の選手をライバル視したことはなかった。「彼とだけ闘うわけじゃない。結果以上に見せたいものがある」。こだわるのは演技の質と、キングにしか表現できない美しさ。「体操は難しいことを簡単に見せないといけない。でも、難しさも伝えないと。日本の美しい体操を融合して、新しい自分を見せていきたい」と大舞台へ意気込んだ。

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2017年9月19日のニュース