藍 全英女子「特別承認」で出場権、メジャー最多綾子超え視野

[ 2017年7月6日 05:30 ]

全英女子オープンへの出場が決まった宮里藍
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 全英リコー女子オープン(8月3日開幕、英国・キングズバーンズゴルフリンクス)のエントリーが4日深夜(日本時間5日朝)に締め切られ、出場選手が決定した。今季限りで引退する宮里藍(32=サントリー)がR&A(全英ゴルフ協会)など主催者の特別承認により出場権を獲得した。メジャー通算50試合出場の宮里は、岡本綾子が持つ日本女子のメジャー出場最多記録52試合を更新する可能性が高まった。

 全英リコー女子オープン出場を熱望していた宮里に吉報が届いた。先週のメジャー第2戦・全米女子プロ選手権で36位に入った宮里は賞金ランキングで114位から94位に上がったものの、全英の出場権が与えられる賞金ランキング上位40人(有資格者を除く)には届かなかった。

 しかし、大会を主催するR&Aなどが、世界ランキング1位に輝き、米ツアーで9勝を挙げるなど、宮里がこれまで積み上げてきた実績とゴルフ界への貢献度を高く評価し、特別承認による出場権を与えた。特別承認での出場は日本人では初の名誉。全英はメジャー初出場した04年から14年連続出場となる。

 宮里は3月のANAインスピレーションでメジャー出場数が49試合となり、小林浩美の48試合を上回り日本女子歴代単独2位に浮上。全米女子プロ選手権で節目の50試合に到達し、同歴代1位の岡本綾子の52試合にあと2試合に迫っている。

 既に全米女子オープン(13日開幕、米ニュージャージー州)、エビアン選手権(9月14日開幕、フランス)の出場権は持っていたが、全英の出場が決まったことで、メジャー残り3試合でプレーすれば通算53試合となり日本女子歴代単独1位に立つことになる。

 引退表明後初の試合となった国内ツアーのサントリー・レディース最終日には「2試合くらいで全英の出場権を決めなければいけないので感情的になっている余裕はない。それも自分にとって新しいチャレンジだと思う」と話していたが、これで一つのハードルをクリアした。全英での最高位は09年の3位。悲願のメジャー制覇に向けてギアを上げていく。

 ▽特別承認 ツアーの主催者が選手の実績や話題性などを加味し、通常の資格取得者とは別に出場を認める制度。宮里は今年5月の国内女子ワールド・レディース・サロンパス杯にも特別承認で出場した。

 《日本ツアーから愛ら出場》日本ツアーからはアース・モンダミン・カップ終了時点の賞金ランキングを基に鈴木愛(23=セールスフォース)、イ・ミニョン(25=韓国)、川岸史果(22=加賀電子)、堀琴音(21=東芝)、西山ゆかり(35=アマダホールディングス)の出場が決まった。米ツアー参戦組の日本人では宮里の他に野村敏京(24=フリー)と上原彩子(33=モスバーガー)が出場資格を得た。

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