サンダー ウエストブルックが今季25回目トリプルダブル、49季ぶり快挙

[ 2017年2月4日 15:57 ]

今年25回目のトリプルダブルを達成したサンダーのウエストブルック(左)=AP
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 NBAは3日に各地で9試合を行い、サンダーは地元オクラホマシティーでグリズリーズを114―102(前半58―48)で下して29勝22敗。ラッセル・ウエストブルック(28歳)が38得点中19得点を勝負どころの第4Qに集中させ、13リバウンドと12アシストもマークしてチームの連敗を3でくい止めた。

 ウエストブルックのトリプルダブルは3試合ぶりで今季25回目。通算では62回目となった。シーズンで25回以上達成したのは、1967年シーズンのウィルト・チェンバレン(当時76ers)以来、49シーズンぶり。同選手は今季51試合に出場しているが、平均でも30・8得点、10・5リバウンド、10・3アシストと3部門で2ケタの数字を維持。1961年シーズンのオスカー・ロバートソン(当時ロイヤルズ)以来、史上2人目(2度目)となる年間トリプルダブルの達成に向けて突き進んでいる。

 敗れたグリズリーズは30勝22敗。マーク・ガソル(31歳)が31得点を挙げたが、チームの連勝は3で止まった。

 東地区アトランティック首位のセルティクスは地元ボストンでレイカーズを113―107(前半62―51)で退けて62勝51敗。アイゼイア・トーマス(27歳)が38得点を稼いでチームの6連勝に貢献した。トーマスの20得点以上はこれで34試合連続。ジョン・ハブリチェクが保持するチーム記録にあと「6」と迫ってきた。

 レイカーズはディアンジェロ・ラッセル(20歳)とルー・ウィリアムス(30歳)が20得点をマークしたものの敗北。ここ6戦で5敗目を喫して17勝36敗となった。

 なおセルティクスは通算3253勝(2275敗)となり、リーグ1位だったレイカーズ(3252勝2170敗)を逆転。レイカーズは16年ぶりに2位に転落した。

 ロケッツは地元ヒューストンでブルズを延長の末に121―117(前半60―49)で振り切って30勝21敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)が42得点、12リバウンド、9アシストをマークし、第4Qの残り27秒に同点シュート、延長の残り36秒に決勝の「3点プレー」を決めて勝利を引き寄せた。

 主力フォワードのジミー・バトラー(27歳)をかかとの故障で欠いたブルズは25勝26敗。その代役として先発した本来ガードのマイケル・カーターウィリアムス(25歳)がチーム最多の23得点を記録し、最大17点差を追いついたものの惜しくも敗れた。

 <その他の結果>

マジック(20勝32敗)102―94ラプターズ(30勝21敗)、ピストンズ(23勝27敗)116―108ティンバーウルブス(19勝31敗)、ペイサーズ(27勝22敗)106―97ネッツ(9勝41敗)、ナゲッツ(22勝27敗)121―117バックス(21勝28敗)、マーベリクス(20勝30敗)108―104トレイルブレイザーズ(22勝29敗)、サンズ(16勝34敗)105―103キングス(19勝31敗)

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