石田 日本勢過去最高並ぶ3位、スキーW杯距離複合女子

[ 2017年2月4日 16:01 ]

スキーW杯距離複合女子で3位になった石田正子の後半フリー
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 2018年平昌冬季五輪のテスト大会を兼ねたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)距離は4日、平昌でクラシカル走法とフリー走法で半分ずつ滑る距離複合が行われ、女子(15キロ)で石田正子(JR北海道)が45分9秒5で距離の日本勢過去最高に並ぶ3位に入った。

 36歳の石田は09年3月に30キロクラシカルで3位となって以来自身2度目の表彰台で、距離複合では日本勢初。小林由貴(岐阜日野自動車)は10位、大林千沙(マズシャスジャパン)は18位で、ともに自己最高順位を更新した。ユスチナ・コワルチク(ポーランド)が43分54秒7で優勝した。

 男子(30キロ)の吉田圭伸(自衛隊)も1時間19分36秒7で自己最高の6位に入った。レンティング陽(アキラ)は16位、成瀬開地(岐阜日野自動車)は17位、清水康平(自衛隊)は27位。ピョートル・セドフ(ロシア)が1時間18分49秒6で制した。男女ともW杯距離個人総合の上位選手は出場していない。

 ▼石田正子の話 本当は1、2番を争えるぐらいじゃないといけないが、とりあえず(表彰台を)取れて良かった。ずっと一定のペースで頑張れたかなと思う。(共同)

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2017年2月4日のニュース