総体覇者・駿台学園が貫禄 下北沢成徳、金蘭会も完勝

[ 2017年1月6日 05:30 ]

春高バレー第2日 ( 2017年1月5日    東京体育館 )

駿台学園―上越総合技術 第1セット、スパイクを放つ駿台学園・坂下
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 2回戦が行われ、男子は3連覇を狙った東福岡が1―2で一関修紅(岩手)に屈し、前回準優勝の鎮西(熊本)は習志野(千葉)に0―2で敗れた。高校総体覇者の駿台学園(東京)は2―0で上越総合技術(新潟)を下し、大村工(長崎)は大塚(大阪)との強豪対決をストレートで制した。女子は2連覇を目指す下北沢成徳(東京)が福井工大福井に、国体女王の金蘭会(大阪)は岡崎学園(愛知)にともにストレート勝ちした。前回準優勝の八王子実践(東京)も九州文化学園(長崎)に2―0で勝ち、3回戦に進んだ。

 駿台学園が総体王者の貫禄を見せた。高校屈指のアタッカー、上越総合技術の新井を3枚ブロックで徹底的にマーク。レシーブとの関係も良く思うようにアタックを決めさせなかった。

 坂下主将は「プレッシャーをかけて、(アタックを)決めるイメージを持たせないようにした。狙い通り」と満足そうに話した。攻撃も速攻に時間差、バックアタックと多彩で、付け入る隙を与えなかった。それでも坂下主将は「もう少しミスがなければ、もっといい試合ができた」と気を引き締めた。

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2017年1月6日のニュース