桐蔭学園 昨年決勝の雪辱ならず 前半リードも

[ 2017年1月6日 05:30 ]

第96回全国高校ラグビー第6日   桐蔭学園21―29東海大仰星 ( 2017年1月5日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<東海大仰星・桐蔭学園>準決勝敗退に肩を落とす桐蔭学園フィフティーン
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 桐蔭学園は13年度、昨年度と決勝で敗れた因縁の相手に今大会は準決勝で敗れた。風上に立った前半を14―7で折り返したが、藤原監督は「最低でも前半で15点以上のリードがないと厳しい。もう一つ取らないと。それが勝負のあやになると思っていた」と反省。No・8の山本龍主将も「風上であの点差だったので勝ってるという意識ではなかった」と前半終了時の心境を語った。

 案の定、風下となった後半の16分までに3トライを奪われて一気に逆転を許した。指揮官は「走れる選手を入れた」とSH小西、FB浜野、PR栗山の3人を次々と投入するも、最後まで巻き返すことはできなかった。

 4強止まりに終わり「こういう大きな大会はワンミスが命取りになる。風上でもう1本取れなかったことは課題として来年度につながったと思う」と主将。悲願の単独優勝、そして東日本勢として97年度の国学院久我山(東京)以来の全国制覇を後輩に託していた。

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2017年1月6日のニュース