中垣内氏 傲慢だった現役時代…バレーボールに恩返しを

[ 2016年10月27日 05:30 ]

男女バレー新監督会見 ( 2016年10月26日 )

<全日本男女バレーボール新監督就任会見>全日本監督に就任し、抱負を語る中垣内祐一・男子監督
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 【中垣内氏に聞く】

 ――代表監督のオファーを受けて決断までは。

 「4月から堺に復帰する時も凄く葛藤があった。今回も受けるべきでないと思った。最終的には育てられたバレーボールへの恩返しだと」

 ――営業経験で得た誠実さとは?

 「以前は俺がなんとかしてやるという、いい意味でも悪い意味でも傲慢さがあった。なんだあいつは、と見られていたのも事実。勝ちたい気持ちに正直だったのだと思うが、世の中それだけではうまくいかない。遅まきながら気づいた」

 ――2020年に向けた段階的な目標を。

 「世界選手権ベスト8がさしあたっての目標。その上でどうW杯につなげていくか。世界の主流にとらわれずにシステムを考えたい。選手選考は前任監督のチームが中心。リーグをよく見て新しい人材を発掘したい」

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