ジョコ、4大大会30連勝でストップ…世界41位クエリー大金星

[ 2016年7月3日 01:04 ]

汗をぬぐうジョコビッチ。4大大会での連勝が30でストップ(AP)

ウィンブルドン選手権第6日、男子シングルス3回戦

(7月2日 オールイングランド・クラブ)
 テニスのウィンブルドン選手権第6日は2日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス3回戦で世界ランキング1位の第1シード、ノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が同41位で第28シードのサム・クエリー(27=米国)と対戦。6―7、1―6、6―3、6―7で敗れ、4大大会での連勝が30で止まった。

 ジョコビッチが前日に6―7、1―6とリードされ降雨サスペンデッドとなった試合は第3セットから再開。ジョコビッチはいきなり4ゲームを連取、降雨中断後に反撃されたものの、6―3でこのセットを奪った。だが、続く第4セットも6―5とリードされた場面で雨で中断。再開後のサービスゲームはキープして6―6としたものの、タイブレークを5―7で落とし、ウィンブルドン3連覇。4大大会5連続優勝の夢は断たれた。大金星のクエリーは7年ぶりの4回戦進出。

 ジョコビッチが4大大会で敗れたのは、2015年の全仏オープン決勝、スタン・バブリンカ(31=スイス)戦以来。4大大会での3回戦敗退は09年の全仏以来となった。

 ジョコビッチは6月29日の2回戦でアドリアン・マナリノ(28=フランス)を下し、男女シングルスを通じて唯一、年間グランドスラムを2度達成(62、69年)しているロッド・レーバー(オーストラリア)の4大大会29連勝を抜き、68年のオープン化以降では男子最長となる30連勝を達成していた。

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