Aブロックは田中4差圧勝 Bブロックは金田が接戦制す

[ 2016年6月21日 05:30 ]

(左から)Aブロック優勝の田中、Bブロック優勝の金田

スポニチ主催平成28年度関東中学校ゴルフ選手権第37回男子個人の部

(6月20日 茨城県つくばみらい市 取手国際ゴルフ倶楽部 Aブロック=6197ヤード、Bブロック=6282ヤード、パー72)
 A、Bの2ブロックに分かれて争われ、Aでは田中章太郎(茨城・取手一3年)が7アンダー、65の好スコアで2位に4打差をつけ圧勝した。Bでは金田卓己(千葉・土3年)と山田真輝(埼玉・鴻巣3年)が65で並んだが、インのスコアが優先されるマッチングスコアカード方式により金田が優勝。両ブロックの上位12人が8月の全国大会(山口・宇部72CC)に進出した。

 <Aブロック>優勝の田中は「ドライバーショットが曲がってもアイアンでカバーし、ショートパットが入ってくれました」とボギーなしの7バーディーにうれしそうだった。身長1メートル73で1Wの平均飛距離は270ヤード。コースから車で約20分の取手市在住。小学校4年からゴルフを始め、今年の目標は日本ジュニアと全国中学大会という。「関西や九州にも強い人は多いが、負けたくない」と関東代表として優勝を狙う。今週は男子ツアーのISPSハンダグローバル・カップに主催者推薦で初挑戦する。

 <Bブロック>優勝の金田は7バーディーを奪い、65をマークした。特にインは「ドライバーショットが良くてアプローチも寄ってくれました」と31で、マッチングスコアカード方式での優勝につながった。今年3月の全国大会では肩の故障もあり16位。「今度は悪くてもベスト10」を目指す。実家は千葉県柏市の「美里ゴルフセンター」を経営。支配人の父・二郎さんは日大ゴルフ部で川岸良兼プロと同期といい、祖父はプロの伊能一郎というゴルフ一家だ。本格的にゴルフを始めたのは小学6年で、現在1Wの平均飛距離は270ヤード。もちろん将来はツアープロを目指している。

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2016年6月21日のニュース