クリッパーズ劇勝、レディックが決めた サンダー圧勝で6連勝

[ 2016年3月25日 17:47 ]

ブザービーターを決めたクリッパーズのレディック(AP)

 NBAは24日に各地で5試合を行い、西地区全体4位のクリッパーズはJ・J・レディック(31)のジャンプシュートによるブザービーターで6位トレイルブレイザーズを96―94(前半46―39)を下して44勝27敗。残り1・1秒のスローインからレディックはディアンドレ・ジョーダン(27)をスクリーンにして右45度に回り込み、そこにクリス・ポール(30)が絶妙のボールを渡して劇的なクライマックスにつなげた。

 トレイルブレイザーズは32勝36敗。ここ12戦で8敗目を喫し、西地区全体7位のマーベリクスとは1ゲーム差となった。

 西地区全体3位のサンダーは地元オクラホマシティーでジャズを113―91(前半50―39)で退けて6連勝で50勝22敗。ケビン・デュラント(27)が20得点8リバウンド9アシストをマークし、第3Q終了時点で21点差をつけて快勝した。3試合連続トリプルダブルを達成していたラッセル・ウエストブルック(27)は15得点7リバウンド9アシスト。点差が開いたために第4Qは出場しなかった。

 ジャズ35勝37敗となって西地区全体8位から9位にダウン。8位ロケッツとは同率だが、再びプレーオフ圏外に順位を下げた。

 東地区全体9位のブルズは2夜連続でニックスに苦杯。同8位ピストンズとのゲーム差は1・5に広がった。前日はシカゴで107―115、この日はニューヨークで94―106(前半45―53)で敗れて36勝35敗。デリック・ローズ(27)が30得点を稼いだものの勝機を築けなかった。  ニックスは30勝43敗。カーメロ・アンソニー(31)が26得点、2メートル21の新人クリスタプス・ポルジンギス(20)が19得点をマークして勝利に貢献した。

 東地区全体で首位に立っているキャバリアーズは敵地ブルックリンで今季低迷していたネッツに95―104(前半49―59)で敗れて51勝21敗。レブロン・ジェームズ(31)は30得点をマークしたものの第4Qは無得点に終わり、試合のなかった同2位ラプターズとは2ゲーム差となった。

 勝ったネッツは20勝51敗。ブルック・ロペス(27)が22得点を稼ぎ、連敗を3で阻止した。

 東地区全体7位のペイサーズは地元インディアナポリスでペリカンズに92―84で勝って38勝33敗。ドラフト全体11番目に指名した新人フォワード、マイルス・ターナー(20)が24得点と自己最多の16リバウンドをマークした。

 故障者続出のペリカンズは26勝45敗。ここ4戦では3敗目となった。

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