五輪メダリスト、父親へDV容疑 女子大回転、長野で金獲得

[ 2016年1月14日 12:38 ]

女子アルペンスキーのピカボ・ストリート元選手 (AP)

 米国のソルトレイク・トリビューン紙(電子版)は13日、女子アルペンスキーのピカボ・ストリート元選手(44)が暴行とドメスティックバイオレンス(DV)で起訴されたと報じた。

 同メディアによると、ストリートは先月の23日、ユタ州の自宅で76歳の父親と口論の末、階段から突き落とし、地下室で監禁した疑いが持たれているとのこと。本人は無罪を主張しているが、有罪となれば最大で6カ月の禁固刑が科される可能性があるという。

 口論は父親が運転する車をストリートの自宅にぶつけたことが原因。首と肘に切り傷を負った父親も娘の髪を引っ張るなど激しく応戦していたようだが、車の接触事故も含め、現時点で起訴はされていないという。

 ストリートは1994年のリレハンメル五輪のダウンヒルで銀メダル、98年の長野五輪では大回転で金メダルを獲得。2014年のソチ五輪では米国向け放送の解説者を務めた。

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