萩野、11月記録会で5カ月ぶり実戦 右肘は「75~80%」

[ 2015年10月21日 05:30 ]

練習を報道陣に公開した萩野

 競泳男子で6月末に右肘を骨折した萩野公介(21=東洋大)は11月の東京SC記録会(20~23日)で約5カ月ぶりに実戦復帰することを明らかにした。

 4日間で9種目にエントリーし「タイムは分からないが、試合に出られる幸せをかみしめてスタートしたい」と声を弾ませた。同記録会にはライバルの瀬戸大也(21=JSS)もエントリー。萩野の復帰戦でいきなりライバル対決が見られることになりそうだ。

 萩野は20日、都内で日本連盟の強化合宿に参加し、バタフライを中心に約2時間で約6000メートルを泳いだ。スピードを出した200メートルバタフライの練習では足にけいれんを起こし「最初の50メートルのターンでつって、ラスト150メートルはシンクロナイズドスイミングみたいになってた」と苦笑い。右肘の患部には滑膜にステロイド注射を打ち、1日2回の練習量はこなせないというが「75~80%くらい治ってる」と回復をアピールした。

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