山下強化委員長 個人戦高く評価「外国勢の研究機能している」

[ 2015年8月31日 05:30 ]

世界柔道最終日

(8月30日 カザフスタン・アスタナ)
 全柔連の山下泰裕強化委員長は男女各7階級の個人戦を総括し「選手が非常に生き生きと、伸び伸びと闘った。対外国勢の研究も機能している」と金メダル3個ずつの結果を高く評価した。男子100キロ級の羽賀龍之介(旭化成)と同81キロ級の永瀬貴規(筑波大)、女子78キロ級の梅木真美(環太平洋大)が初優勝。山下委員長は「日本の弱点だった階級で若い選手が頂点に立った。どの階級でも狙える」と話す。ただ来年のリオデジャネイロ五輪に向けては「かなり期待していいが、徹底的にマークされ、安心できる階級は一つもない」と気を引き締めた。

続きを表示

2015年8月31日のニュース