世界選手権代表の板橋 女子高飛び込みで貫禄V

[ 2015年8月18日 05:30 ]

 全国高校総体(インターハイ)第21日は17日、京都アクアリーナで水泳が行われ、女子高飛び込みは世界選手権代表で1年の板橋美波(兵庫・甲子園学院)が565・30で圧勝した。

 女子高飛び込みは世界選手権代表の板橋が力の差を見せつけた。決勝の8回目に大技の前宙返り4回半抱え型(109C)で94・35点をマークして逆転。終わってみれば2位に30点以上の大差をつけ「絶対優勝できる。大丈夫と言い聞かせて飛んだ」とホッとした表情を浮かべた。7回目は技の難度を抑え、手堅く得点を上積みするなど冷静さも光った。世界選手権を経験し「基礎技術が高い人が勝つ」と痛感したからだ。来年のリオ五輪に向け期待を背負う15歳の天才少女は「ここでしっかり勝てたのは大きなプラス」と喜んだ。

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2015年8月18日のニュース