サオリン 気合のショートヘア!初のW杯でのリオ切符へ準備万全

[ 2015年8月18日 05:30 ]

公開練習で練習をこなす木村

 絶好調のエースが夢舞台に導く。バレーボールの女子日本代表が17日、2位以内に入れば16年リオデジャネイロ五輪の出場が決まるW杯(22日開幕、東京など)に向けて会見し、W杯は4度目となる木村沙織主将(28=東レ)は「4回目だけど、一度もW杯で五輪切符を獲れたことがない。リオ切符を獲れるよう強い心を持ってみんなで戦いたい」と気合を入れた。

 7月のワールドグランプリ決勝ラウンドは5戦全敗に終わったが、真鍋監督が「ここ数年で一番調子がいい」と評すほど木村の状態は上向いている。16日間で11試合の過酷な日程を見据え、チームで行う筋力トレーニングに加えて単独のメニューもこなしてきた。「成果が出ているのかな」と指揮官も手応え十分だ。

 W杯3位以下なら来年5月の世界最終予選(東京)に回る。木村はワールドグランプリ後、ロングヘアをばっさりカット。「なんとなく切っただけ」と笑うが、真鍋監督は「本当は来年髪を切るって話だった。W杯前に切ったのは気持ちの表れでしょう」とリオ切符獲得への意気込みと見た。ショートカットのエースが、リオへの最短ルートを突っ走る。

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