堀琴音　笑顔の２差４位スタート！悪天候に耐え「満足」

１６番、ティーショットを放ち笑顔を見せる堀琴音

女子ゴルフツアーサマンサタバサ・レディース第１日

（7月17日 茨城県阿見町　イーグルポイントゴルフクラブ＝６５５４ヤード、パー７２）
　昨年のプロテスト合格の堀琴音（１９＝東芝）が夏の日差しと豪雨が入り交じる荒れた天気の中で３バーディー、ノーボギーの６９をマークし、首位に２打差の４位と好スタートを切った。５アンダーの６７を出した申ジエ（２７＝韓国）が首位。穴井詩（２７＝ＧＯＬＦ５）が１打差の２位につけ、昨年優勝の成田美寿々（２２＝オンワードホールディングス）は２オーバーの５２位と出遅れた。
【第１Ｒ成績】

　６、７番で連続バーディーを奪った堀琴は、強風に悩まされた後半もノーボギーでまとめて６９。「風の中を耐えて、チャンスにバーディーが取れて満足です」と笑顔をのぞかせた。

　ツアー通算２勝の姉・奈津佳に続き、昨夏のプロテストに合格。アマ時代は３試合連続トップ１０入りするなど注目を浴びたが、本格参戦１年目の今年は賞金ランク３４位にとどまっている。浮上のきっかけとなったのが、男子のプレーだった。

　ツアーのなかった先週はミュゼプラチナム・オープンの会場に足を運び、同じウエア契約（ＡＤＭＩＲＡＬ）を結ぶ小平智に付いて回った。「パワーの違いだけでなく、ピンを刺すショットの距離感、精度が違う」と刺激を受け「最近の自分は逃げていたかな」と感じた。プロ転向直後の攻めの姿勢を思い出した今週、早速、効果が表れた。