バスケ女子、五輪予選へ合宿公開 吉田「守備徹底で最強に」

[ 2015年7月14日 18:50 ]

 来年のリオデジャネイロ五輪バスケットボール女子のアジア予選を兼ねたアジア選手権(8月29日~9月5日・武漢=中国)に臨む日本代表が14日、東京都内で合宿を公開し、主将の吉田亜沙美(JX―ENEOS)は「守備のルール(チーム内の決まり事)を徹底し、最強のチームをつくりたい」と力を込めた。

 現在重点を置くのがライバルの特徴に応じた守備の確認だ。高さがある中国戦ではゴール下を固め、韓国に対しては得意の外角シュートを抑える連係を中心に強化を続ける。吉田は「守備がどこまで通用するかが一番(大事)。完成度はまだまだ」と本番までさらなる精度向上に励む。

 24日からオーストラリア、ニュージーランドに遠征する。国際連盟(FIBA)による処分解除後初の対外試合に臨み、2大会連続のアジア制覇へチームは仕上げの段階に入る。内海知秀監督は「相手は高さがあるし、いい練習になる。コンタクト(身体接触)にも負けないようにしたい」と語った。

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2015年7月14日のニュース