釜石・ラグビーW杯基金に東海市が3000万円寄付 姉妹都市の縁

[ 2015年7月3日 16:46 ]

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)の開催都市に決まった岩手県釜石市で3日、競技場建設費などに充てる「釜石市ラグビーこども未来基金」への寄付金贈呈式があった。第1弾として、姉妹都市である愛知県東海市の鈴木淳雄市長が、野田武則釜石市長に3千万円の目録を手渡した。

 鈴木市長は「W杯は復興の象徴であり、両市民の夢と絆の事業だ」とあいさつ。返礼として感謝状と記念品を贈った野田市長は「両市の絆は姉妹都市以上だ。貴重な財源として大切に使っていきたい」と話した。

 ラグビー基金は、約27億円と見込む競技場建設費などの財源にしようと6月に設置。市民や団体から寄付を受け付けている。東海市は、釜石市の復興関連事業に充てるためにつくった「東海市スクラムかまいし復興支援基金」から3千万円を捻出した。

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2015年7月3日のニュース