ブルズ　バトラーＰＯ自己最多３１得点で連勝に貢献

　ＮＢＡプレーオフ１回戦第２戦が２０日に行われ、東地区３位のブルズはシカゴで６位バックスを９１―８２で下して連勝。２季ぶりの１回戦突破に向けて順調に白星を２つ並べた。１０年シーズンＭＶＰのデリック・ローズ（２６）は１５得点を稼いだが、前半は無得点。しかし、新エースに成長したジミー・バトラー（２５）が初戦でマークしたプレーオフ自己最多得点（２５）を上回る３１得点を稼いで勝利に貢献した。リーグ全体１位のウォリアーズはペリカンズに競り勝って地元オークランドでは２０連勝。ホームでは今季４３戦で４１勝目を挙げた。

　ブルズはローズが出だしから７本連続でシュートを外して嫌なムードが漂ったが、今季に球宴初出場を果たしたバトラーが奮起。「デリック（ローズ）に“おまえが得点を挙げるんだ”と言われてシュートに集中した」と第４Ｑはチーム２０点のうち１４点までを１人で稼いで期待に応えた。控えガードのハインリックが左膝の故障で欠場していることもあって、出場時間はチーム最長の４６分。２分しか休まなかった背番号２１の“仕事量”は今後も増えてくるだろう。