松田「最高の泳ぎ」でも終盤失速し３位…代表切符を逃す

３位に終わり浮かない表情の松田

日本選手権第４日

（4月10日 東京辰巳国際水泳場）
　男子２００メートルバタフライ決勝で松田は最後に力尽きた。前半１００メートルは自身が持つ日本記録を１００分の２秒上回り「これは来たな」と手応えを感じたが、残り５０メートルを切るとスピードが落ちた。瀬戸、坂井にかわされて３位。五輪２大会連続銅メダルの２００メートルバタフライで代表切符を逃した。

　「最高の泳ぎと思ったが、最後まで持たなかった」。８日の２００メートル自由形予選を棄権。自由形でリレー代表の可能性があった中、退路を断って臨んだ本命種目で結果は出なかった。それでも４度目の五輪を見据え「簡単には諦められない」と今後の巻き返しを誓った。