小関、200圧勝で平泳ぎ2冠 入江はV9で代表決める

[ 2015年4月11日 20:15 ]

水泳日本選手権第5日、男子200メートル平泳ぎで優勝し笑顔を見せる小関

 競泳の世界選手権(7~8月・カザニ=ロシア)代表選考会を兼ねた日本選手権第5日は11日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル平泳ぎは小関也朱篤(ミキハウス)が2分7秒77の好タイムで圧勝し、2分9秒54で2位だった立石諒(ミキハウス)とともに派遣標準記録を切って代表を決めた。

 小関は2分7秒01の世界記録を持つ山口観弘(東洋大)北島康介(日本コカ・コーラ)に続く日本人3人目の2分7秒台で、100メートルとの2冠。

 男子200メートル背泳ぎは入江陵介(イトマン東進)が1分54秒93で100メートルに続いて制し、1分56秒70で派遣標準を突破した2位の金子雅紀(YURAS)とともに代表入りした。入江は国際大会代表選考会の名称で実施された2011年を含め、最多連続優勝記録に並ぶ9連覇となった。女子200メートルバタフライは星奈津美(ミズノ)が派遣標準を切る2分6秒66で勝ち、代表となった。

 12日に決勝がある種目では女子200メートル平泳ぎ準決勝を中学3年の今井月(本巣SS)が2分24秒37のトップ、4冠を狙う渡部香生子(JSS立石)は3位で通過した。(共同)

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2015年4月11日のニュース