遼 ドライバー不調もリカバリーショットさえ8差65位発進

[ 2015年4月4日 05:30 ]

第1ラウンド、1番でラインを読む石川(共同)

USPGAツアー ヒューストン・オープン第1日

(4月2日 米テキサス州ハンブル GCヒューストン=7422ヤード、パー72)
 石川遼(23=CASIO)は2バーディー、1ボギーの1アンダー、71で回り、首位と8打差の65位だった。ティーショットが乱れたが、アイアンショットなどでカバーした。9アンダー、63をマークしたスコット・ピアシー(36=米国)が単独トップに立った。

 石川はドライバーの安定感を欠いたが、ラフやバンカーからのリカバリーショットがさえた。

 1アンダーにまとめ、「ティーショットをいいところに打てれば、アイアンでもう少しピンに近いところに持っていける」と前向きだった。

 インスタートで出だしの10、11番はフェアウエーを外しながらパーセーブ。12番パー4で約2メートルを沈めて最初のバーディーを奪った。

 フェアウエーキープ率は約36%と低調だったが、パーオンできなかったのは1ホールだけ。「思い通りのスイングはできていない。それがアイアンに影響しなかったのが良かった」と収穫を口にした。

 2月後半から5週連続でツアーに出場し、前週を休んだ。「集中力やメンタルの部分で消耗している感じがした。リフレッシュできた」と言う。

 次週のマスターズの出場権を得るためには、優勝が必要。「みんな狙っているし、僕もそれを狙う1人。バーディーチャンスを多くつくっていきたい」と力強かった。

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2015年4月4日のニュース