体絞った藤田 セブンズWS日本大会1次リーグ軽々突破だ

[ 2015年4月4日 05:30 ]

満開の桜の前でポーズを取るラグビー7人制男子日本代表の(右から)藤田、合谷、松井の学生トリオ

 セブンズ仕様ボディーで8強へ導く。ラグビーのセブンズワールドシリーズ第7戦日本大会(東京セブンズ)が、4日に東京・秩父宮ラグビー場で開幕する。

 2年連続で出場する日本代表の藤田慶和(21=早大)は大会前日会見に臨み、ベスト体重の94キロから2キロ絞ったことを明かした。

 理由は「体重が重いと走りづらい」から。前後半計14分と試合時間の短い7人制だが、常時走り回るために豊富な運動量が求められる。94キロで臨んだ2月のニュージーランド大会は「体が重かった」が、その1週間後の米国大会は体を絞り込んで出場し「自分のフィーリング的には動きが変わった」という。

 今大会も登録上は93キロだが、実際には92キロに落としているといい「ニュージーランドのミケルソンは15人制で95キロ、7人制で90キロにしている。メリハリをつけるのもいい」と2季前の7人制世界最優秀選手を参考に、決戦の準備を整えた。

 チームの目標は8強以上。そのためには1次リーグ3戦で2勝が必須だ。「まずは楽しむこと。その上で目標を達成できればいい」。

 6日からは15人制の代表合宿を控える藤田が、8強進出を置き土産にする。

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2015年4月4日のニュース