ツアー最年少Vの美誠「もっと頑張る」賞金310万円は「親に渡す」

[ 2015年3月23日 08:36 ]

卓球のワールドツアー、ドイツ・オープンの女子シングルスで史上最年少優勝を果たし、表彰台で笑顔の伊藤美誠

卓球ワールドツアー ドイツ・オープン

(3月22日)
 伊藤美誠(14=スターツ)は満面に笑みを浮かべてシングルスのワールドツアー最年少優勝の喜びをかみしめた。

 ―最年少で優勝して。

 「最初から競った試合も乗り越えてここまで来られた。この年齢で優勝できて本当にうれしいが、もっと頑張っていきたい」

 ―決勝の相手は地元ドイツの選手だった。

 「自分はそういうのを気にしないので。全然問題なかった」

 ―決勝のどのタイミングで優勝を意識したか。

 「最後に相手がレシーブミスをしてくれた時。もしかしたらと思った」

 ―今大会の収穫は。

 「自分の気持ちが少し強くなったかなと思う」

 ―今後は周りからのマークも厳しくなるが。

 「優勝して研究されるかもしれない。それでも勝てるようにしたい」

 ―賞金は2万6千ドル(約310万円)。

 「親に渡します。自分へのご褒美は、買いたいものがあれば買います」(共同)

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