バスケ、ホッケー処分も JOCが審査委で検討へ

[ 2014年12月31日 16:41 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)が、国際連盟(FIBA)から資格停止処分を受けた日本バスケットボール協会と、会計検査院から国庫補助金の過剰受給を指摘された日本ホッケー協会について、近く加盟団体審査委員会を開いて処分を検討することが31日、関係者の話で分かった。

 バスケットボール協会は、FIBAから国内に二つある男子リーグを統合できないことなどを理由に11月に処分を受け、2015年に始まる16年リオデジャネイロ五輪予選出場が危ぶまれている。JOCは規定で国際連盟に加盟していることを加盟団体の要件としており、関係者は「資格停止状態が規定に抵触するかどうかが焦点になる」と語った。

 ホッケー協会は09~11年度に専任コーチらへの報酬の協会負担分に充てる目的で、報酬の一部を寄付の形で戻させ、630万円の補助金を過剰受給していた。寄付は協会傘下の地方協会を経由して行われており、JOCは悪質とみている。

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2014年12月31日のニュース