男子は小山、女子は綾部が初優勝 足立フレンドリーマラソン

[ 2014年12月24日 05:30 ]

第5回足立フレンドリーマラソンハーフマラソン男子総合優勝の小山真一

 第5回足立フレンドリーマラソン(スポーツニッポン新聞社後援)は23日、東京都足立区の荒川河川敷で7708人がエントリーして行われた。メーンのハーフマラソン男子総合は小山真一(34=空挺団)が1時間9分9秒で、同女子総合は綾部しのぶ(35=DAC)が1時間20分33秒でそれぞれ初優勝し、スポニチ杯が贈られた。

 ≪ハーフ男子総合 自衛隊が上位独占≫現役自衛隊の小山が初出場初優勝を飾った。千葉県船橋市の陸上自衛隊第一空挺(くうてい)団に所属。16キロ近辺でチームメートの増田(2位)を逆転し、そのままフィニッシュ。年に4~5回、長いときには100キロの行軍をこなすとあって「マラソンを走っている方が楽です」と笑顔。この日は同団陸上部6人で出場し、見事トップ3を独占。古堅(ふるげん)監督も「この風の中、3人とも70分を切ったのでまずまず」と満足げだった。

 ≪ハーフ女子総合 団体混成も優勝≫2位に2分近い差をつけて優勝した綾部は「あと1分タイムを縮めたかったけど優勝できてよかった」と笑顔。今大会は3人の合計タイムで競う団体戦に出場するためにエントリーしたとあって「みんなの足を引っ張らないようにと思っていたので、まさか優勝するとは」と想定外の様子。見事に団体戦混成の部でも優勝を飾り「団体戦の方がうれしいです。個人の優勝は棚ぼたです」とはにかんだ。

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