逸ノ城、遠藤に圧巻リベンジ「思いきり当たって」8勝1敗

[ 2014年12月24日 05:30 ]

遠藤(左)に8勝1敗と前日のリベンジを果たした逸ノ城

大相撲初場所(来年1月11日初日、両国国技館)

 大相撲の関脇・逸ノ城(21=湊部屋)と“和製ホープ”の遠藤(24=追手風部屋)の対決第2ラウンドはモンゴルの怪物に軍配が上がった。

 前日に続き、追手風部屋に出向いた怪物が本領を発揮した。立ち合いで右からかち上げて一気に押し出すなど、9番で8勝1敗。5勝9敗と負け越した前日のリベンジを果たした。「きのうは立ち合いで相手の体勢になって負けていた。きょうは思い切り当たれた。当たり負けしなかったら大丈夫」とご満悦。稽古を見守った師匠の湊親方(元幕内・湊富士)は「きのうは両足がむくんでいて、勝てないのは分かっていた。きょうは良かった」とうなずいた。

 一方の遠藤は前日の稽古途中で首を痛めたといい、この日は立ち合いで踏み込めなかった。「首を悪化させずにやるしかなかった。きょうはダメだと思っていた」とサバサバした表情で語った。24日は番付発表。再び上位と当たる位置に戻る。東前頭筆頭で迎えた秋場所では3勝12敗と大負け。「前回はひどすぎたのでしっかり調整したい」と気を引き締めた。

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2014年12月24日のニュース