IH連盟、フリーブレイズ処分 全日本決勝の非礼行為で

[ 2014年12月24日 20:18 ]

 日本アイスホッケー連盟は7日の全日本選手権決勝で敗れたフリーブレイズの一部選手が準優勝メダルを捨てるなどした問題で24日、チームに再発防止の研修会開催などを科す処分を発表した。

 決勝は延長の末、3―2でアイスバックスが勝利。決勝点はいったんゴールに入ったパックが外へ跳ね返り、認定に手間取った。日本連盟によるとフリーブレイズの選手2人がメダルを捨て、5~6人は表彰式で首にかけなかった。同連盟は当該選手に研修会への参加を義務づけ、メダルを捨てた2人は十数度の研修会を完了するまで日本代表に選出しない。

 チームは8日に反省と準優勝返上を表明したが、同連盟は「相談もなく返上を表明すること」も非礼だとして撤回と謝罪を求めた。フリーブレイズは「内容を確認中で今後対応を考えたい」としている。

 同連盟はゴールを認めた過程が不明瞭だった大会運営の不備を認め、映像によるゴール判定システムの導入を決定。非礼行為の罰則規定を整備することも決めた。

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2014年12月24日のニュース