片山ら輩出も来季で廃部…水城最後の部員 本間が3差8位

[ 2014年12月24日 05:30 ]

18番で第2打をドライバーでグリーンエッジまで寄せた本間

平成26年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会第1日

(12月23日 千葉県一宮町・一の宮カントリー倶楽部 男子=6497ヤード、パー70、女子=6246ヤード、パー71)
 男子は坂本雄介(埼玉・埼玉栄1年)が安定したゴルフで4アンダーの66、女子では西畑萌香(茨城・日本ウェルネス1年)がイーブンの71で、ともに2位に1打差をつけて単独首位に立った。最終日は男女とも18ホールが行われ、男子40位タイ、女子は17位タイまでの選手に来年3月の全国高校選手権春季大会(滋賀・瀬田GC)への出場権が与えられる。

 片山晋呉らのプロを送り出した水城は来シーズンでゴルフ部の歴史を閉じるが、最後の部員となる2年生の本間が首位に3打差の8位につけた。「前半はドライバーが悪かったが、アイアン、パターでカバーできました」とアウトで4バーディーを奪った。現在の部員は2年生4人だけ。埼玉県坂戸市出身ながら水城に進んだとあって「伝統ある部だけにもっと続けてほしかった」と寂しさは隠せない。高校ゴルフでは全国大会の経験がなく「まず自分のプレーを」と300ヤードに届くドライバーを生かして逆転を狙う。

続きを表示

2014年12月24日のニュース