遠藤が精力的に稽古 冬巡業、稀勢に挑む

[ 2014年12月4日 17:55 ]

 大相撲の冬巡業が4日、福岡県の直方市体育館で行われ、来年1月の初場所で幕内上位復帰が確実な遠藤が精力的に汗を流した。

 数日前に40度近い発熱があったという遠藤は、大関稀勢の里に挑むなど14番取った。「しんどかった。でも、普段はなかなか胸を借りられないので良かった」と充実の表情。5月の夏場所で鶴竜から初金星を挙げた1年を振り返り「終わってみると早かった。いろいろな場所の流れがあった」と語った。

 大関豪栄道らと取った関脇逸ノ城は本場所と違って、あっさりと土俵を割る場面が目立った。境川親方(元小結両国)が弟子の豪栄道に「力を出さないやつとやってもしょうがない」と指摘するほどだったが、逸ノ城は「力は出しているんだけど」と困惑していた。

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2014年12月4日のニュース