バスケ協会理事総辞職へ 改革、2リーグ統合など道筋付いた段階で

[ 2014年12月4日 05:30 ]

記者会見を行った丸尾充会長代行

 国際バスケットボール連盟(FIBA)から、日本代表の無期限の国際試合出場禁止処分を受けた日本バスケットボール協会は3日、都内で臨時理事会を開き、理事25人全員が辞職する方針を固めた。

 丸尾充会長代行は理事会後の会見で「(処分を)重く受け止めている。理事としてどうすべきか議論し、誰どうこうではなく、責任は全員にある(と結論を出した)。その意味で辞意表明しようということになった」と説明。この日欠席した理事4人についても「(同意の)確認を取る」と話した。

 辞任の時期についてはFIBAが設立するタスクフォース(特別チーム)が今月中旬に来日し、協会の改革や男子のナショナルリーグ(NBL)とターキッシュエアラインズbjリーグの統合などへ向けて道筋がついた段階と説明。丸尾会長代行は「職務は投げ出さず、(解決が)明確になったら責任を取るべき」と話したが、具体的な日付は明示しなかった。さらに総辞職は方針であって「強制力はない」とし、辞任後の再任についても「それはあり得る」とした。

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2014年12月4日のニュース