藍、自己最長1Wで心機一転 シャフト46・25インチ「感触いい」

[ 2014年10月16日 05:30 ]

この日試したドライバーの好感触に笑顔を見せる宮里藍

 女子ゴルフの富士通レディースは17日に千葉・東急セブンハンドレッドクラブ(6635ヤード、パー72)で開幕する。09年大会以来の出場となる宮里藍(29=サントリー)は15日、練習ラウンドを回って調整した。

 ラウンド中には新しい1Wを試し、「新しいものでいくつもり」と投入を示唆。シャフトは45・75インチから46・25インチに0・5インチ(1・27センチ)伸ばしてヘッドスピードとボールスピードが上がっており、これまで以上に高い弾道の球を出せるようになった。関係者によると宮里が使用した1Wのなかでは過去最長という。今年3月から入念に調整を重ねてきたため感覚派の宮里も「振り抜きにくさはなく、感触はいい」と信頼を寄せている。

 今季はパットの不振で成績が伴わずに苦しんだが、9月のヨコハマタイヤ・クラシック後に3週間のオフを取得した。最初の2週間はクラブを握らず友人に会うなどリフレッシュ。「この時期に休んだことはなかったので逆に良かった」と英気を養った。第1ラウンドは横峯さくら、アン・ソンジュと同組。「調子のいい2人についていけるようにしたい」と開幕を心待ちにしていた。

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