細川5位!賞金ランク70位、シード復活へ前進「一つでも上を」

[ 2014年10月6日 05:30 ]

<東海クラシック最終日>18番、バーディーパットは外したものの、日本人トップタイに立ち笑顔の細川和彦

男子ゴルフツアー トップ杯東海クラシック最終日

(10月5日 愛知県みよし市 三好カントリー倶楽部西コース=7315ヤード、パー72)
 9位から出た細川和彦(43=茨城GC)は1バーディーの71で回り、通算4アンダーの5位でフィニッシュ。賞金ランク92位から70位に上昇し、シード権復活へ前進した。3打差の3位から出たS・H・キム(28=韓国)が70で回り、通算7アンダーで日本ツアー初優勝を果たした。
【最終R成績】

 難病とも闘う細川が雨にも負けず強いハートを発揮した。ボギーなしの71で日本人最高の5位。「大きなピンチもなく回れた。自分を褒めたい」とほほ笑んだ。

 昨年は賞金ランク82位でシード権を手放した。今季も苦戦してきたが、今大会の賞金約400万円を加えて約744万円とし、賞金ランクは92位から70位に浮上。日本ゴルフツアー機構は来季の賞金シードを現在の70位から60位に減らすことを決めており、ひと踏ん張りのところまで来た。キャディーの富田源希さん(26)は細川と同じく難病指定の「潰瘍性大腸炎」を患っている。一緒に闘う心強い仲間の存在が、細川の力にもなっている。

 今季出場できるのは残り3~4試合の見込み。「一つでも上を目指したい。頑張っていくしかない」。シード復活に一層の奮起を誓った。

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