沙保里 リミット1・3キロ下回っても…不変の強さ15連覇

[ 2014年9月16日 05:30 ]

<レスリング女子帰国>世界選手権を終え帰国し笑顔を見せる(左から)登坂、吉田、浜田、伊調、土性

 レスリング世界選手権(ウズベキスタン)の女子53キロ級で優勝し、五輪を含む世界大会15連覇を達成した吉田沙保里(31、ALSOK)ら女子選手団が、成田空港着の航空機で帰国。

 55キロ級から階級を下げて臨んだ吉田だが「(体重が)51.7キロまで落ちていました。乾燥していたので落ちやすかった」と打ち明けた。リミットを1.3キロも下回る体重ではパワーやスタミナにも影響する。それでも失点0で頂点に上り詰め、あらためて強さが浮き彫りとなった。55キロ級で出場する仁川アジア大会(競技は28日)に向けては「今は54キロある。帰ってきたので焼き肉と白米が食べたい」と笑顔。つかの間の休息を挟み、次はアジアを制圧する。

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