19歳金孝周がメジャー初出場V 劇勝に歓喜「鳥のように…」

[ 2014年9月16日 05:30 ]

通算11アンダーでメジャー初出場優勝を果たした金孝周

 女子ゴルフのメジャー最終戦、エビアン選手権は14日、フランス南東部エビアンのエビアン・リゾートGC(6453ヤード、パー71)で最終ラウンドが行われ、首位で出た金孝周(キムヒョジュ、19=韓国)が68で回り、通算11アンダーの273でメジャー初出場優勝を果たした。女子メジャー史上3番目の年少優勝で、賞金48万7500ドル(約5200万円)を獲得。41位で出た宮里美香(24=NTTぷらら)は16番パー3でプロ初のホールインワンを達成したが、72と伸ばせず、通算5オーバーで36位だった。

 最終18番で金孝周が5メートルのバーディーパットを決めると、1打リードしていたウェブがパーパットを外して逆転勝利が舞い込んだ。19歳は「鳥のように空に飛んでいきたい気分」と歓喜に浸った。初日にメジャー最少の61をマーク。鋭いショットでピンに絡め、最終日も5バーディーを重ねた。16歳だったアマ時代の12年6月に日本女子ツアー最年少優勝記録(当時)を更新した実力。初出場のメジャーで勝ち「エビアンの高価な水をたくさん飲めたのが良かった」と愛きょうを振りまいた。

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