有村 29位で日本勢最上位スタート 藍、美香は出遅れ

[ 2014年8月15日 08:36 ]

首位発進となったレクシー・トンプソン(AP)

全米女子プロ選手権第1日

(8月14日 ニューヨーク州ピッツフォード・モンローGC=パー72)
 女子ゴルフのメジャー第4戦、全米女子プロ選手権が開幕し、有村智恵が4バーディー、3ボギーの71で1アンダーとし、29位で日本勢最上位スタートとなった。

 上原彩子は3バーディー、3ボギーの72でイーブンパーの48位、前週4位と好調の野村敏京は2バーディー、3ボギーの73で1オーバーの68位、宮里藍は1バーディー、3ボギーの74で2オーバーの85位、宮里美香は1バーディー、4ボギーの75で3オーバーの104位と出遅れた。

 レクシー・トンプソン(米国)と李美娜(韓国)が6アンダーで首位スタートとなった。

 ▼有村智恵の話 すごく満足。(前半は)体が硬かった。ほぐれるまで15ホールかかった。そのうち10ホールくらいは1~2メートルのパーパットを決めて、上がり3ホールでバーディーを取れて、我慢していたらいいことがあるんだな、とあらためて思った。

 ▼宮里藍の話 風が強く、惑わされることがあった。ショットは良かったし、パットの感触も悪くはなかった。グリーンが軟らかくてボールが止まるのが分かっているのに、パー5で攻めきれなかった。

 ▼宮里美香の話 パーオンしていない分、バーディーチャンスがなく、アプローチも良くなかった。ショットがあんまり良くない。チャンスにつけても気持ちが空回りしている。自分の流れがつかめなかった。

 ▼野村敏京の話 バーディーは二つだけど、難しいホール(13、18番)で取れてうれしい。ただ、パー5が短いし難しくないのに、バーディーが取れなかった。目標のトップ10に入るためにも、あしたは攻めていく。

 ▼上原彩子の話 コースが本当に長いので疲れた。いいショットを打ってもグリーンに届かないホールがある。その中でイーブンパーで回れたので、いいプレーだと思う。少ないチャンスを決めることができた。

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2014年8月15日のニュース