山県がセイコー入社へ 陸上短距離、米国拠点に9秒台狙う

[ 2014年7月24日 11:50 ]

 陸上男子短距離で2012年ロンドン五輪代表の山県亮太(慶大)が、来春からセイコーホールディングスに入社することが24日、関係者の話で分かった。入社後は拠点を米国に移してトレーニングに励む。陸上部を持たない同社で、現役引退後も働き続ける意向を持っている。

 仁川アジア大会代表の山県は100メートルで10秒07の自己記録を持ち、桐生祥秀(東洋大)とともに日本人初の9秒台の期待を背負う。渡米後の練習環境などについては、今後自身で決めるという。セイコーホールディングスには、ロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ団体で銀メダルを獲得した三宅諒が所属している。

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2014年7月24日のニュース