奈良勝ち、土居敗れる 全豪覇者のワウリンカが敗退

[ 2014年5月27日 04:54 ]

 テニスの全仏オープン第2日は26日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス1回戦で世界ランキング44位の奈良くるみ(安藤証券)が111位のアンナ・タチシビリ(米国)を6―1、6―4で下して全仏初勝利を挙げ、2回戦に進んだ。奈良は四大大会で3大会連続の初戦突破。

 世界97位の土居美咲(ミキハウス)は第28シードのアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)に3―6、3―6で敗れた。

 男子シングルス1回戦では全豪オープン覇者の第3シード、スタニスラス・ワウリンカ(スイス)がギリェルモ・ガルシアロペス(スペイン)に4―6、7―5、2―6、0―6で敗れる波乱があった。史上初の5連覇を目指す第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)や第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は順当勝ちした。

 ▼奈良くるみの話 全仏で初勝利は素直にうれしい。ほっとした部分もある。気持ちを入れて、頭で考えて冷静にプレーできた。自分にしかできないクレー(コート)での戦いがある。

 ▼土居美咲の話 最初は相手の力に圧倒された。第1セット終盤から追い上げたが、サーブの質と組み立てに課題が残った。ワンチャンスをつかむ力が必要と感じた。(共同)

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2014年5月27日のニュース