女性テレビ司会者　クリッパーズ新オーナーに名乗り

　世界で最も影響力のある女性テレビ司会者で、芸能界有数の資産家でもあるオプラ・ウィンフリー氏（６０）が３０日、人種差別発言でＮＢＡから永久追放となり売却勧告も受けたドナルド・スターリング氏（８０）に代わるクリッパーズの新オーナーに名乗りを上げた。

　友人でもあるドリームワークス創設者のデビッド・ゲフェン氏（７０）と、ソフトウエア業界の雄、オラクル社の最高経営責任者（ＣＥＯ）のラリー・エリソン氏（６９）と協議。ウィンフリー氏の広報も３者で“商談”が行われたことを認めた。

　経済誌フォーブスによれば、ク軍の資産価値は５億７５００万ドル（約５８７億円）だが、ウィンフリー、ゲフェン、エリソン各氏の資産総額はその８７倍に相当する５００億ドル（約５兆１０００億円）。買収に動いたグループの資産としては過去最大クラスとなる。