日本 WG2部からの降格が決定 オランダに2勝3敗

[ 2014年4月21日 08:21 ]

オランダのアランツァ・ルスに敗れた土居美咲

 女子テニスの国別対抗戦フェド杯ワールドグループ(WG)2部入れ替え戦、日本―オランダ最終日は20日、オランダのセルトゲンボシュで行われ、日本はシングルスで奈良くるみ(安藤証券)、土居美咲(ミキハウス)が2連敗し、通算2勝3敗で2011年以来のアジア・オセアニアゾーン降格が決まった。

 奈良はキキ・ベルテンスに6―7、6―4、7―9で屈し、土居がアランツァ・ルスに5―7、3―6で敗れた。最終試合のダブルスは青山修子(近藤乳業)尾崎里紗(ロイヤルヒル81TC)組がリヘル・ホヘンカンプ、ミハエラ・クライチェク組と対戦し、1―6、6―3で迎えた10点先取のマッチタイブレークを10―8で制した。

 ▼吉田友佳・日本代表監督の話 WGに踏みとどまりたかったが、この結果をしっかり受け止めたい。全体的にもっと上げていかないといけない。クレーコートの戦い方も相手が一枚上だった。

 ▼植田実・日本テニス協会強化本部長の話 もう一度出直しだ。今後の強化策を含めて、しっかり検証したい。クレーコートでの試合はプレーの幅が求められ、単調な試合では勝てない。

 ▼土居美咲の話 WGに残留できず、悔しい気持ちでいっぱい。クレーコートで勝つには多彩なショットが必要。競った場面でもっと勝負強さを高めないといけない。(共同)

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2014年4月21日のニュース