遠藤“試練の5連戦”最終日にうれしい初白星「上出来です」

[ 2014年3月13日 17:58 ]

<春場所5日目>稀勢の里(右)を突き落としで破った遠藤は、思わず舌をペロリ

 大相撲春場所5日目は13日、大阪市ボディメーカーコロシアムで行われ、23歳のホープ遠藤が、大関の稀勢の里を突き落としで破り、ようやく初白星を挙げた。

 初日から鶴竜、日馬富士、白鵬、琴奨菊と大関、横綱との対戦が続いた最後の5日目。「立ち合いで変わったりせず、思い切り前に出ようと思った」と言う通り、最初の当たりで左額から出血しながらも左喉輪で押し込んだ。稀勢の里に逆襲されるが、土俵際で左に回り込んで突き落とした。

 「正直言って、(横綱、大関に)1番も勝てるとは思っていなかったので、上出来です」と遠藤。「師匠の顔を見た時に勝ったと実感した」と顔をほころばせていた。

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