若の里「鉄人」寺尾に並ぶ史上7位の860勝目

[ 2014年3月13日 16:58 ]

大相撲春場所5日目

(3月13日 ボディメーカーコロシアム)
 十両で奮闘する37歳の若の里が22歳の千代皇を力強く寄り切り、「鉄人」と呼ばれた寺尾に並ぶ史上7位の860勝目をマークした。審判委員として土俵下に座っていた錣山親方(元関脇寺尾)の前で節目の白星を挙げ「過去7人しかたどり着いていない記録。仲間入りはうれしい」と喜んだ。

 両膝などにけがを抱えながら一日も稽古を休まず、真摯に土俵へ向かう姿勢は若い力士の手本。「相撲はだいぶ弱くなったが、土俵に立つ気持ちは常に変わらない。一日でも長く相撲を取りたい」と努力の継続を誓った。

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2014年3月13日のニュース