チェコ戦は「仮想ロシア」女子 9割の仕上がり

[ 2014年1月29日 08:58 ]

 ソチ冬季五輪に出場するアイスホッケー女子の日本代表は28日、チェコのトジェモシュナで強化合宿4日目の練習を行い、飯塚祐司監督は29、30日のチェコ代表との強化試合に向け「個人技の高い選手が多く、ロシアに近い」と五輪1次リーグB組の2戦目で対戦する開催国を想定して戦う意向を示した。

 昨年11月の5カ国対抗戦では4―5で競り負けた相手。この日は実戦的なメニューで課題の得点力強化に時間を割き、相手GKの視界をFWが遮るプレーなど攻撃の幅を広げる戦術を確認した。飯塚監督は「細工をしていかないと得点に近づけない」と述べ、仕上がりについては「思い描いた中で九十パーセントぐらいだと思う」と手応えを口にした。チームは2月1日にソチへ移動し、5日にロシア代表と強化試合を行う。(共同)

続きを表示

2014年1月29日のニュース