国学院栃木 父の監督も子の主将も号泣 V候補苦しめた

[ 2013年12月31日 05:30 ]

<国学院栃木・大阪桐蔭>国学院栃木フィフティーンは健闘及ばず敗れ肩を落とす

第93回全国高校ラグビー大会2回戦 国学院栃木15―20大阪桐蔭

(12月30日 花園ラグビー場)
 栃木・国学院栃木は優勝候補の大阪桐蔭を最後まで苦しめた。吉岡監督は「悔しいが今までで一番胸を張って栃木に帰れる。選手の集中力は尋常じゃなかった」と大粒の涙を流し、選手を称えた。

 監督の息子で主将の航太郎が、28日の1回戦直前に腰を痛め、この日は強行出場。それでも、前半29分には33メートルのPGを決めて7点差に詰め寄った。チームメートも一回り体格で勝る相手FWに互角に渡り合い、一時は追い付く執念を見せた。「死ぬ気で臨んだ。もっと勝ちたかった」。吉岡主将も父と同じように涙があふれた。

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2013年12月31日のニュース