イーグルス3季ぶり地区V 新QBフォールズ効果だ!

[ 2013年12月31日 05:30 ]

<カウボーイズ・イーグルス>インターセプトを決め喜ぶイーグルスのボイキン

 NFLは最終週の16試合が行われ、NFC東地区ではイーグルスが敵地ダラスでカウボーイズに24―22で競り勝って3季ぶりの地区優勝。カ軍は3年連続で最終戦を落としてプレーオフへの道を絶たれた。同北地区ではパッカーズがベアーズとの直接対決を制して3季連続の地区優勝。AFCではチャージャーズがチーフスを延長で下して4連勝を飾り、ドルフィンズと昨季のスーパーボウルを制したレイブンズがともに敗れたために4季ぶりにプレーオフへ進出した。

 後半は押され気味だったが第4Qの残り1分49秒、イーグルスのCBボイキンがカ軍QBオートンのパスをインターセプト。これが勝利を決定づけた。前半が3勝5敗に対し、ビックに代わって2季目のフォールズをQBに起用した後半は7勝1敗。就任1年目のケリー監督は「我々の目標は次の土曜日(1月4日)に試合をすることだ!」と選手の闘争心をうまく引き出し、負ければ終わりという瀬戸際のゲームをしのいだ。

 「結束力の勝利」と歓喜したフォールズはパス・レーティングで1位。チーム歴代最多の1607ヤードを走破したRBマッコイは「記録など何の意味もない」と言いながらもリーディング・ラッシャーとなった。NFC最後の枠に滑り込んだチームだが、頂点を狙える戦力となってきた。

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